isosteinのブログ

しがないフリーランス翻訳家。考え事をしていることが多いです。内容が比較的濃いのはnoteに出しています https://note.com/isostein

カフェでノートパソコン

家の外でできる作業は、カフェなどにノートパソコンを持っていってすることも多い。

 

家でずっと作業していると息が詰まりそうになるが、場所を変えるだけでも気分転換になるし、カフェまで歩いていくことで血の巡りもよくなり頭もスッキリする。雰囲気も良いので、近くにうるさい人が居ない限り、カフェの方が集中できる。眠くもならない。

 

ただ、日本(世界でおそらく日本だけ!)ではカフェでパソコン使って仕事をしている人を嫌う風潮があって、アウェイの雰囲気を感じることがよくある。カッコつけてる!とか、何で家でやらないの!とか。でも、カフェで本を読んでいる人は、そんなこと言われない。不思議だ。

 

そんなアウェイの雰囲気が嫌なので、できるだけ周りを見ないようにしている。ただ、前に一度、こんなことがあった。外の風景を見ようと窓に目を向けたら、窓際に座っていた子連れのお母さんと目が合った。そのお母さんは、僕が怒っているのだと勘違いしたらしい。仕事中で真顔だったので、「子供を静かにさせろよ!」みたいな表情を僕がしていたのだろうか。僕は全然そんなつもりは無かったのだが。そして、そのお母さんは「ごめんなさい、すみません」みたいな仕草をした。

結構距離が離れていたので、僕はどう対応すれば良いのかわからなかった。大きな声で、「キレてないです!」とか言うのも変だし、わざわざ近づいて説明するのも変だし.....。

結局、モヤモヤしながら何もしなかったが、それ以来、更に周りを見なくなった。

 

アウェイの雰囲気になるのは、日本がIT後進国だからと言って良いと思う。たまに台湾に行って、数ヶ月滞在していたが、その一つの理由はカフェだった。台湾では、カフェによっては半分以上パソコン客だったりするし、何時間居ても、居づらくなることはない。店側も、客が長時間滞在することが当たり前だと思っているからだ。日本では昔、携帯で早々とインターネットができるようになったので、パソコンがあまり普及しなかった。海外では、パソコンが無いとインターネットができなかったので、一人一台持っていた。だからカフェでパソコンを使うのは当たり前になった。

ただ、スマホが普及して、それも変わってきたような気はする。去年台湾に行って、行きつけのカフェに行ったらガラガラだった。まだ営業できてるのか心配。